セロリーは、昨年6月に本社と東京に介護ウエア「アイフォリー」を販売する専任担当者を置き、販売を強化している。今期は、「HCR」「ナーシングEXP」「ケアテックス」などへ出展。多くのユーザーとの情報交換ができており、更新需要先に対してきめ細かい提案で決定率を高める。
  アイフォリーは、ビビッドカラーやパステルカラーなど豊富なカラーバリエーションが特徴で、抗菌・防臭・防汚加工「Tio Tio(ティオティオ)」やイージーケア性など、機能性を持つウエアが充実。吸水速乾性のある三層構造の生地を使いエンボス加工を施したポロシャツや、ケアワーカーのために開発したパンツ「動パン」などを中心に認知度も高まってきた。
  今年はカジュアル過ぎないデザインで介護のベーシックアイテムとして様々なワークシーンに対応するスイングトップブルゾンを投入する。
  介護分野では人材不足が叫ばれて数年、この現状が続くと見られ、大幅な販売拡大は厳しいと見られるが、「しっかりと更新需要をつかみ、成果を上げていきたい」考えだ。

2016年3月15日(火) 繊維ニュース7面











ページのトップへ