オフィスウエア製造卸のセロリー(岡山市)は、「WSP」ブランドでソフトワーク向けのユニフォームの新商品の投入を大幅に増やし、販売を強化する。中でもスモックでは「新しい形を打ち出す」(松本和久取締役営業統括部長)として、洗練されたデザインのウエアを多数商品化。ビルメンテナンス、清掃などへ市場開拓を進める。
  WSPブランドはソフトワークやサービスなどのユニフォームが中心。多くの人が集まる場所や人の見ている前で行う「人前(ヒトマエ)清掃」のためのユニフォームをコンセプトに、スタイリッシュで洗練されたデザインのウエアをそろえるユニフォームカタログ「SKITTO(スキット)」を昨年作成した。カタログの第2弾を今回作成し、スモックを中心に約70品番もの新商品を打ち出す。
  スモックはワークウエアメーカーなども多く商品化しているが、似たようなデザインが多かった。「レディースブランドを展開してきたセロリーらしい、これまでにないテイスト」(松本取締役)を意識、「カラーやディテールにこだわった」おしゃれなイメージのあるスモックを開発した。男女ペアで着用できるほか、多数のカラー展開で、さまざまに着こなせる。
  現状、WSPは全体の売上高のうち12~13%程度だが、「ソフトワークを充実させるという姿勢を本気になって顧客に見せる」ことで取引を拡大しながら15%にまで早期に引き上げる。   東京で今月20日午後から22日まで豊島の東京本社(東京都千代田区)で内見会を開き、新商品を紹介する。   
  
  
  2017年11月6日(月) 繊維ニュース 4面
  
 
 

















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