セロリー(岡山市)は18春夏、オフィス向けに主力のオーバーブラウスを拡充する。オリジナルブランドではニットやツイード素材の商品を打ち出し、ブランド「パトリックコックス」でも初めてオーバーブラウスを投入する。
  今年創業50周年を迎える同社は、ミューズに女優の倉科カナさんを迎え、新商品の開発に力を入れる。中心になるのがオーバーブラウスで、オリジナルの「ブライトネスツィード」シリーズでは、ツイードにさりげなく光るラメ糸を入れて華やかさを出した。
  ニットにも抗菌、消臭機能がある「ティオティオ加工」を施し、夏でも快適に着用できる。関西や九州のJAで採用が既に決まり、問い合わせが多いという。高級ゾーンの「セレスツイード」では淡いグレーやパープルのカラーを展開し、差別化を図った。
  パトリックコックスシリーズでも大柄のチェック生地を使ったオーバーブラウスを投入。襟元のデザインは複数のパターンをそろえて選択肢を広げた。撥水(はっすい)、防汚加工を施したハイツイストニットも提案する。
  商業施設の清掃業などのソフトワーク向けには、ウエア5型を7色展開した。8日、東京都内で開いた展示会では、ファッションショーも開き、モデルが次々と新商品を披露した。
  
  
  
  2018年2月9日(金) 繊維ニュース 4面
  
 
 

















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