ポロシャツの新作を投入

 オフィスウエア製造卸のセロリー(岡山市)は介護ウエアで、抗菌・抗ウイルスや消臭などに効果がある空気触媒加工「ティオティオプレミアム」を施したポロシャツの新作を投入する。介護の主力ブランド「アイフォリー」で商品バリエーションの充実を目指す。
 ポロシャツをはじめティオティオの商品はこれまでも販売してきたが、どちらかと言えば消臭の機能で認知されている面が強かった。昨今の衛生関係のニーズを受け、改めて抗ウイルスの機能を前面に訴求する。
 シリーズ名は「実力ポロ」。商品構成の充実に向けて、着丈の長さで2タイプを用意した。両方ともボタンダウン仕様で、工業洗濯に対応している。
 着丈の長さが通常のタイプは、胸元に縦型のスラッシュポケットを配置。スマートフォンが入る大容量サイズで、中身を落としにくい構造に工夫を凝らした。ポケット周辺は比翼仕立てを採用し、部分的に見えるストライプ柄でアクセントを加えた。
 屈んだ時などにインナーが見えないように、着丈の長いタイプも用意。腰と右の後ろ腰にポケットを配し、収納性を高めている。
 昨年発表したギンガムチェック柄のシャツや、細身のシルエットが特徴的なパンツ「動パン+」(うごパンプラス)もティオティオを施しており、抗ウイルスの機能を上下の商品でアピールする。


ティオティオのマスクも

 セロリーは、ティオティオプレミアムを施したマスクを投入する。
 表地は実力ポロと同じティオティオプレミアムで加工したポリエステルを使用し、中にフィルターとメッシュ生地を入れて3層構造に仕上げた。抗ウイルス機能と清涼感を両立させた商品となっている。
 独自の「フェイスフィット構造」を採用。立体パターンに加えてノーズキーパー(マスク上部のワイヤー)、紐の長さ調節機能でフィット感を高めている。



 2020年9月1日(火) 繊維ニュース 3面



















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